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吉田 亨次*; 井上 拓也*; 鳥越 基克*; 山田 武*; 柴田 薫; 山口 敏男*
Journal of Chemical Physics, 149(12), p.124502_1 - 124502_10, 2018/09
被引用回数:4 パーセンタイル:17.57(Chemistry, Physical)異なる幾つかの、グリシン濃度, pH、および充填率(=グリシン溶液の質量/MCM-41の乾燥質量))をパラメーターとして、メソポーラスシリカ(MCM-41)に閉じ込められたグリシン水溶液の示差走査熱量測定、X線回折および準弾性中性子散乱(QENS)を305-180Kの温度範囲で実施して、グリシン水溶液の熱的挙動, 構造、および動的特性に対する閉じ込め効果を検討した。
下司 和男; 小沢 国夫
Journal of the Physical Society of Japan, 42(3), p.923 - 928, 1977/03
被引用回数:9硝酸銀グリシン(NHCHCOOH・AgNO)の強誘電性相転移に対する、重水素置換と静水圧の効果を測定した。重水素置換によって、キューリー点は-57.1Cから-42.7Cへと上昇する。また、キューリー点の圧力変化はTc=Tc+Kp+Pで表わされ、パラメーターTc、K、の値は、それぞれ軽水素塩に対して-57.1C、-17.1deg kbar、1.3 deg kbar,重水素塩に対して-42.7C、-20.2 deg kbar、1.7deg kbarと与えられた。重水素置換によるキューリー点の変化が比較的小さいにもかかわらず、キューリー点の圧力係数が、大きい頁の値をもつ点は、水素結合を含む他の強誘電体に比較してこの物質の特異な点である。
下司 和男; 小沢 国夫
Journal of the Physical Society of Japan, 40(2), p.599 - 600, 1976/02
被引用回数:375~6kbarの静水圧下でセレン酸グリシンの誘電率をキューリー温度附近で精密に測定し、相転移の次数が高圧印加によって一次に変わることを確かめた。これまでに報告されているこの物質の高圧下での異常な誘電性は相転移次数の変化によって合理的に説明出来ることを示した。
下司 和男
Journal of the Physical Society of Japan, 41(2), p.565 - 569, 1976/02
被引用回数:67種々の重水素置換率をもつセレン酸グリシン-重水素化セレン酸グリシン系の単結晶を育成し、キューリー点附近の誘電率の温度変化を精して測定した。その結果、相転移の次数が重水素置換によって一次に変わることが見出された。転移次数が一次と二次の境界となる臨界重水素濃度は極めて0に近く、セレン酸グリシンそのものの相転移がこの臨界転移に近いものであることが示された。
下司 和男; 小沢 国夫
Journal of the Physical Society of Japan, 37(4), p.1053 - 1055, 1974/04
被引用回数:19セレン酸グリシンの圧力-温度相図を10“4Kg cmの圧力範囲で誘電率の測定から求めた。強誘電キューリー温度は圧力と共に直線的に増加する。その圧力係数dtc/dp=(3.450.03)10deg kgcmはこれまでの報告とよく一致する。強誘電相から圧力誘起の非強誘電相(III相)への転移圧力は温度の降下と共に著るしい圧力履歴を示す。低温での圧力-温度相図からセレン酸グリシンが一気圧で二つのキューリー温度をもつ可能性は否定された。
下司 和男; 小沢 国夫
Japanese Journal of Applied Physics, 12(7), p.1106 - 1107, 1973/07
被引用回数:1硝酸銀グリシンの強誘電性相転移に対する静水圧の効果を測定した。2kbarまでの圧力範囲でキューリー温度Tcは圧力Pの二次式 Tc=Tc+K(P+P)で表わされる変化をし、パラメーターとしてTc=-57.10.2C,K=-16.60.3Ckbar,=-0.0630.010kbarが得られた。硝酸銀グリシンはキューリー温度の圧力係数が負であること、圧力係数の絶対値が非常に大きいことで他の強誘電性グリシン化合物と異なっている。
下司 和男; 小沢 国夫
Japanese Journal of Applied Physics, 12(6), p.951 - 952, 1973/06
被引用回数:10硝酸グリシンの強誘電相転移に及ぼす静水圧の効果を誘電的方法によって測定した。常誘電キューリー温度Toは圧力pの増加と共に増大することが知られ、p=0におけるToの圧力係数は(dTo/dp)=4.050.02Cであった。キューリー温度の正の圧力係数はこの物質の強誘電性が分子双極子の秩序-無秩序転移によってもたらされることを示唆している。
佐藤 好毅
Journal of Chemical Physics, 45(1), p.275 - 282, 1966/00
抄録なし